地震対策 阪神土建活動状況

お知らせ(詳細)

関西建設アスベスト大阪訴訟第8回期日2013年3月8日

大阪訴訟第8回期日が、3月8日午後に大阪地裁で開催され、組合からも14名が傍聴応援に駆けつけました。当日は弁論期日と証拠保全手続きがおこなわれました。

■ 弁論期日
被告側からこれまで出された書面に対する反論書面を原告側から提出。被告企業の製品の危険性や、国の石綿含有建材製造を禁止しなかったことの違法性を主張しました。
■ 原告本人意見陳述
原告の関さんが、夫の仕事内容や体調悪化の様子、そして石綿によって大切な人を失った家族の思いなどを裁判官へ訴えました。
■ 証拠保全手続き(原告本人尋問)
30年以上にわたり内装工として様々な現場で働き、石綿被害にあった原告の郡家さんが、内装工の仕事内容や粉じんの発生状況、そしてご自身の体の症状や思いなどを、長時間にわたり話されました。

終了後、大阪弁護士会館で報告集会が開かれました。応援に駆けつけて頂いた京都訴訟や泉南訴訟の仲間からも連帯の言葉をいただき、石綿被害救済に向けて一緒に頑張っていくことを確認しました。

  • 原告の方々
  • 泉南の方々からも応援に
  • 京都訴訟原告の方々
  • 意見陳述した関さん(中央)と、本人尋問した郡家さん(左)
  • 阪神土建の皆さん
  • 挨拶する北山団長

関西建設アスベスト大阪訴訟第7回期日2013年1月24日

大阪訴訟第7回期日が、1月24日に大阪地裁202号法廷でおこなわれ、組合からも11名がかけつけました。前回期日終了後に裁判長が交代したため、今回は新しい裁判長に原告本人の訴えを聞いてもらった上で、弁護士6名が東京地裁判決に絡めながら意見陳述を展開しました。

原告の高尾さんは、肺がんが判明した際の気持ちに加え、現場に入れば労働者も一人親方も関係なくアスベストに曝露する環境であったことを訴えました。
続いて昨年12月5日の東京地裁判決の評価について、被害実態・曝露実態から、国の責任・企業の責任、そして一人親方問題に対して弁論がおこなわれました。

終了後、北浜ビジネス会館へ場所を移して報告集会が開催されました。各支援団体からの激励や原告からの発言、弁護士からの解説がおこなわれました。
第8回期日は3月8日(金)14時の予定です。

  • 原告の皆さん
  • 当日、意見陳述した高尾さん
  • 毎回、京都訴訟からも応援頂いています
  • 組合からも11名応援に
  • 組合代表で永尾三田支部長が挨拶

首都圏建設アスベスト訴訟2012年12月5日

建設労働者の石綿被害 国の責任を初めて認定

12月5日、首都圏建設アスベスト訴訟の東京地裁判決が下されました。
判決については新聞やTV等の報道で、すでにご承知のことと思いますが、建設労働者の石綿被害について、初めて国の責任を認めた結果となりました。
ただ、今回の結果は手放しでは喜べません。308人の原告患者のうち、158人に対し総額10億3694万円の支払いを命じる「一部勝訴」判決だからです。
国の責任を認めたのは屋内作業に従事した「労働者」のみで、屋外で主に作業した「労働者」は危険性がはっきりしないことから認められませんでした。また、労働安全衛生法でいう労働者にあたらない「一人親方」や「零細事業主」の方たちについては国の規制の対象外として請求を退けています。さらに石綿建材メーカー42社の責任は否定しました。
昨年5月25日にあった横浜地裁判決では原告側が敗訴しました。それを受けた今回の東京地裁判決の持つ意味は大きく、「一部勝訴」とは言え、横浜地裁判決が覆り、国の責任を認めたことは札幌、横浜、京都、大阪、九州の5つの建設アスベスト訴訟に携わるすべての人たちに希望を与えてくれました。
阪神土建組合員の北山さんが原告団長を務める大阪訴訟は今後も闘いが続きます。大阪訴訟でも勝訴するため、仲間の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

書記局 石毛伸一

*首都圏建設アスベスト訴訟原告団・弁護団・統一本部 声明

*朝日新聞 2012/12/6
『石綿被害 国に賠償命令  建設労働者訴訟で初』
『石綿救済 国に迫る  賠償対象は限定、原告不満』

*神戸新聞 2012/12/6
『喜ぶ原告、決意も新た  メーカー責任追及する』
『「国に重責」対策急務 廃棄ピーク2020年へ課題』

*毎日新聞 2012/12/6
『労働形態で明暗 原告に笑顔なく』

関西建設アスベスト大阪訴訟第6回期日2012年11月16日

 関西建設アスベスト大阪訴訟第6回期日が11月16日に大阪地裁であり、弁論期日、谷本副団長による原告本人意見陳述、新井さんの証拠保全手続き(原告本人尋問)がおこなわれました。

[弁論期日]

原告側から、企業側から出された書面に対する反論書面を提出しました。

[原告本人意見陳述]

建設現場で「掃き屋」をしていた故母の作業内容や闘病生活、遺族としての今の気持ちの意見を涙ながらに陳述しました。

[証拠保全手続き]

若いころから左官工・解体工として様々な現場で働いてきたことや、咳や痰等で苦しんでいる現状を、裁判官へゆっくりと力強く訴えました。

終了後、北浜ビジネス会館で報告集会が開催されました。
原告の挨拶、支援者からの激励、弁護士の解説、そして北山団長から力強い決意が述べられました。

  • 原告の皆さん
  • 北山団長

元組合員の高尾さん堂々と証言2012年9月14日

 9月14日に大阪地方裁判所にて大阪訴訟第5回期日が行なわれ、証言者は阪神土建の元組合員である高尾さんでした。
大工として長年働いてきた建設現場での石綿粉じんばく露について証言され、それに対する相手側弁護士の反対尋問で「たばこには吸い過ぎると身体に害がありますと書いていますよね。ボードの説明書もアスベストが入っていることが書いてあるので、身体に害があることはわかるでしょう」と言われ、原告弁護団から「そんな物を売るな」と声を荒げる場面もありました。
企業側は、注意書きに書いてあるのだから後は「使用者の自己責任である」と言わんばかりの対応で全く話になりません。
阪神土建の仲間が闘う建設アスベスト大阪訴訟に勝利するためには、皆さんの協力が必要です。ご理解の程、よろしくお願いいたします。

社保対部長 森本雅純

アスベスト訴訟全面勝利を目指し関係者一同連帯が強まった大集会2012年10月31日

 第5回期日終了後、泉南アスベスト国賠訴訟、尼崎クボタ訴訟、関西建設アスベスト訴訟(京都・大阪)の各原告団、弁護団、支援者が一堂に会し、大阪府立ドーンセンターホールで「アスベスト訴訟の全面勝利をめざす関西大集会」が開催されました。
ホールは立ち見が出るほどでおよそ500人が参加し、阪神土建からは14人でした。
この集会では、ドキュメント映画界の巨匠、原一男さんが監督をした「いのちって、なんぼなん?泉南アスベスト禍を闘う」が上映されました。
このドキュメンタリーに登場するのは泉南アスベスト訴訟の原告や弁護士で、原告の日常を追い続けたものです。健康を害しながらも闘う原告の苦しみや人生を全うできない無念さ、家族の悲しみ、弁護士の思いなどが映像化されており、多くの方たちに見てもらいたい作品でした。
集会の最後は、アスベスト訴訟の全面勝利をめざすアピールについて、「いのちと健康が尊重される社会に向けて、『正義の証』を勝ち取るその日まで」を参加者一同拍手で採択しました。

書記局 石毛伸一

  • 各アスベスト訴訟が一堂に

首都圏建設アスベスト訴訟 横浜地裁が不当判決 原告の請求をすべて棄却2012年5月25日

≪原告の声、届かず≫

 建設従事者の石綿被害の責任を国と製造企業に問う訴訟の判決で、5月25日に横浜地裁は原告の請求を全て退ける判断を下しました。
判決理由の中で、国際的に共通した医学的認識に基づき、国は規制権限を合理的に行使した。また、製造企業の責任を明確にするには、どの時期にどの現場でどの製品を使用したことにより被害が発生したとの証明が不十分としました。
しかし1930年代から石綿による健康被害が指摘され欧米各国で使用が禁止される中、日本では70年から90年にかけて輸入のピークを迎え、数多くの現場で様々な石綿製品に囲まれ仕事をしてきた建設従事者に、国や企業でさえ気づかなかった危険を防ぐ手段があったのでしょうか。
数多くの被害者がいるのに、その責任を負う者はいないという不当判決です。
同様の訴訟は全国6か所で行われ、原告の合計は約450人になり、9月には東京地裁で判決が言い渡されます。
石綿による労災認定の半数を建設従事者が占める現実を踏まえ、国民の生命と財産を守るという国の責務を全うさせる判決を勝ち取る戦いが続きます。

執行委員長 足立 司

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団結して早期全面解決を ― 建設アスベスト訴訟全国連絡会 ―2011年11月23日

≪北山さんの挨拶≫

首都圏の全建総連傘下の組合員が国と建材メーカーを相手取り、日本初の建設アスベスト訴訟を提訴してから3年が経ちました。今年に入り北海道・京都・大阪・九州と訴訟は全国に広がっています。
各地の裁判の情報交換と交流のために、「建設アスベスト訴訟全国連絡会」が設立され、11月23日に東京で開かれた結成総会には原告・弁護士・支援団体など全国から80人が集まりました。
大阪訴訟原告団長の北山さん(阪神土建)は挨拶の中で「埋もれている被害者はまだまだいるはず。100人規模の原告団を目指す」と宣言しました。
首都圏訴訟神奈川地裁での裁判は来年1月に結審を迎え、4月頃には判決が出る見込みです。保険証交換学習会で集めた皆様の署名を阪神土建からの応援メッセージとして届けます。

執行委員長 足立 司

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関西建設アスベスト京都訴訟 2次提訴行動及び第3回期日2011年12月7日

12月7日、今年6月提訴の11名に続き、アスベスト被害に苦しむ3名の建設労働者及び遺族が京都地裁に追加提訴し、原告は14名となりました。また午後2時から第3回期日がありました。

当日は大阪訴訟原告の北山団長と高尾さん、阪神土建の足立執行委員長が応援にかけつけました。

  • ≪2次提訴を前に裁判所前で市民にアピール≫

 午後2時から第3回期日が開かれました。法廷では企業の責任についての陳述と、建設現場での曝露実態についてのビデオ上映がおこなわれました。

 終了後、隣の弁護士会館にて2次提訴激励集会が開催されました。北山団長、足立執行委員長、大阪訴訟弁護団の村松弁護士が挨拶をして、京都と大阪が関西統一訴訟として連携して取り組んでいく決意を語りました。

≪連帯挨拶をする北山団長、足立委員長、村松弁護士≫

 その後、京都訴訟の現状と追加提訴についての説明や、2次原告の紹介がおこなわれ、最後に集会声明が確認されました。

同日、大阪訴訟も1名追加提訴し、大阪原告団は11名になりました。

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大阪泉南アスベスト国賠訴訟第2陣結審行動2011年10月26日

 「信じられない」と誰もが口にした大阪泉南アスベスト国賠訴訟控訴審判決(8月25日・三浦潤裁判長)から2ヶ月が経過した10月26日(水)、大阪地裁にて大阪泉南アスベスト国賠2陣訴訟が結審を迎えました。
「経済発展のためなら労働者が犠牲になってもやむを得ない」とした、先の高裁不当判決を最高裁でひっくり返すためにも、2陣訴訟で勝訴することが大変重要な意味を持ってきます。

 原告・弁護団・支援団体は、大阪地裁周辺で、街頭行動をおこないました。阪神土建から森本社保対部長と今川副部長が参加し、連帯挨拶として森本部長がマイクを握りました。

チラシ[PDF:1.32MB]

原告2名の意見陳述で始まった法廷では、高裁判決文にでてくる内容の事実誤認や解釈間違え・データのカラクリなど、複数の代理人が2時間にわたり丁寧に論破していきました。そして最後に「命と健康が最も尊重されるべき」であり「すべての石綿被害者の救済に資する」、そして「事実を見据え、法と正義をもった判決を」と裁判官に訴えました。その様は、高裁判決を様々な角度から分析しつくした弁護団の熱意の結晶でした。

 終了後の報告集会では来年3月28日(水)の判決日までの5ヶ月間で、どれだけ世論を盛り上げられるか、また裁判所へどれだけ伝えていけるか、それが建設アスベスト訴訟を含めた勝利への道を開くことになることを意思統一し、全力を尽くすことを誓い合いました。

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