阪神土建労働組合

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FAX:0798-36-8087
カンタン1分で建設国保料見積り 組合員之証登録店

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業務内容

サポートイメージ

阪神土建労働組合では様々な形で組合員をサポートしています。

組合は組合員の生活や仕事、権利を守るために次のような運動や事業に取り組んでいます。

主な業務内容


建設国保
組合員と家族の健康を守る自前の健康保険。

労災保険
仕事中のケガは労災保険。事業主や一人親方の方も加入できます。

県連共済
兵庫県内の組合員4万名の助け合い。

建設業退職金共済
国が運営する退職金制度。引退後の生活に蓄えを。

第三者賠償責任保険
スケールメリットをいかした保険料で経費削減の強い味方。

自動車共済
スケールメリットをいかした保険料で経費削減の強い味方。


各種相談

弁護士相談


法的なことで困った時は、法律のプロ、弁護士さんへ相談できます。
組合員さんに限り、顧問弁護士への相談・初回30分は無料。
ご希望の方は、組合本部までご連絡ください。

賃金・工事代金不払い


長引く不況を反映して、組合に寄せられる賃金・工事代金不払いの相談が増えています。
賃金や工事代金の不払いにあったらご相談ください。
もちろん不払いを防止するため、契約書や工事指示書、雇い入れ通知書などの書面契約の心がけが大切です。

税金相談


組合では、所得税(白色・青色など)、消費税の確定申告など税金相談に応じています。
毎年2月から3月にかけては、各所で「申告書記入相談会」をおこなっています。
お気軽にご相談ください。また、ご自身で記帳し申告できるよう学習会を随時開催しています。
税務調査対策にも当たっていますので、調査の前には組合へご相談ください。

アスベスト相談


静かなる時限爆弾
2005年6月の、いわゆる「クボタショック」以降、アスベストによる深刻な被害が広がっている実態が明らかになりました。火や酸、アルカリにも強く電気も通しにくい「奇跡の鉱物」とも言われたアスベストは、一方で髪の毛の5000分の1という細さのため、体内に取り込まれると何十年もとどまり、石綿肺や肺がん、中皮腫などを発症させる原因となります。「静かなる時限爆弾」と言われる所以です。
日本でのアスベスト輸入量は、高度経済成長が続いた1960年代から急速に増加、これまで1000万トンにのぼり、その約9割が建材に使用されてきました。
(例)石綿セメント、石綿スレート、石綿セメント管、外壁材(サイディング材)、屋根材、天井材、 床タイル、吹きつけ材など
アスベスト含有建材は、成型品のままであれば暴露(ばくろ)の心配はありませんが、丸ノコなどの電動工具で加工する際には大量のアスベスト粉塵(ふんじん)が舞い、暴露します。したがって建設産業従事者は、この被害を最も受けやすくなります。

主な健康被害
・胸膜肥厚斑(きょうまくひこうはん)
・石綿肺
・良性石綿胸水(胸膜炎)
・びまん性胸膜肥厚
・肺がん
・中皮腫

補償制度

上記の病気については、一定の条件を満たせば、労災補償や石綿救済法の適用を受けることができます。組合までご相談ください。

専門医

まだ日本では、アスベスト専門医でないと関連疾患の判断が難しい現実があります。この事によって肺がんが「たばこが原因」と診断されることも少なくありません。 阪神土建では、この分野に詳しい「みずしま内科クリニック」の協力を得ています。気になる症状がある場合は、受診されることをおすすめします。


阪神土建組合員の皆様へ

建設労働者の多くの方がアスベストによる健康被害を受けていることが知られています。胸部レントゲン検診で異常なしと判定された方について、組合の方から依頼されて私の方でレントゲンを再調査しています。その結果、「異常あり」と判定される方が多々おられます。アスベストの診断は通常の医療機関では困難な場合があります。「異常」があっても「異常なし」とされてしまうケースもあり注意が必要なのです。「異常あり」と診断された方については、その後のケア、フォローについて組合と私どもで協力しながら支援させていただく所存です。遠方ではありますがお気軽にお問い合わせください。

みずしま内科クリニック 水嶋 潔 院長


http://www.mizushima-naika.jp/
水嶋医師インタビュー記事(神戸新聞)[PDF:2.18MB]