機関紙「阪神土建」 バックナンバー


2009年8月7日付け バックナンバー

2009年8月7日新着

=労働者性をめぐるシンポジウム=

立ちはだかる課題 理解されにくい側面も

 指揮監督下の仕事であっても、元請会社の労災が適用されない。外注化が進み、手間請けであっても1人親方として、自己責任を求められる仲間の急増。

 このような現状を踏まえて、6月14日に東京・霞が関で、建設従事者の労働者性をめぐるシンポジウムが開催されました。

 古川弁護士は、請負契約の存在や賃金を受けない、などの純然たる事業主以外は全員労働者、との戦前の概念を基本とするべきと話しました。

 鎌田東洋大学教授は、ILO198号勧告の「労働者の推定(労働者性を示す指標があれば雇用関係が存在)」を活用し、労災適用範囲を広げるべき、とも。

 一方、日本では戦前のように広く労働者を解釈する考え方は少数派(古川)。労務管理がされていない現場が多い中で、世間に労働者性を訴えるのは、運動的にむずかしい(鎌田)。

などの課題も出され、問題の奥深さを感じました。

書記局 大津留 求

=全国主婦交流集会=

真実を見極める目 憲法9条を守る重要性

 全国主婦交流集会が6月25日〜26日に、滋賀県の琵琶湖グランドホテルで行われました。37県連・組合285人が集まり、阪神土建から4人が参加しました。

 来賓あいさつの中で、主婦の会は、組合発展の原点。自ら行動する主婦の会に前進して欲しい、と話がありました。

 記念講演は、小森陽一氏(九条の会事務局長、東京大学教授)から、「ことばの力、平和の力」のテーマで話がありました。
 その中で、何があいまいにされているのかを見極めるため、「なぜ、なぜ」と多くの人が話し合う。そのことによって、問題点が見えてきて、変えていく力になる。

 また、日米安保条約で、日本の税金がアメリカを救っている。アメリカに生き血を吸われている。何があっても、憲法9条を守っていくことの重要性が話されました。

そして、分散会は4つのテーマでありました。それぞれに分かれて、参加者から活発な意見も多く出されました。

書記局 樫村 道子

=中央総決起大会=

なり響くみんなの声 70万人が一丸となって

 全国から7353人の組合員が集まって、7月10日に東京・日比谷公園大音楽堂で、予算要求・生活危機突破中央総決起大会が行われました。

 不況の影響で仕事も少なくなり、「生活がとても苦しい」との声が多くあります。この決起大会をきっかけに、少しでも景気が良くなれと思う参加者の声が、大きくなり響いたように思いました。

 大会が終わってからは、デモがありました。東京駅まで「建設業がよくなれ」と思う気持ちをこめて、シュプレヒコールをかけながら行進しました。

 私たちの切実な要求実現に向け、全国70万人の仲間が一丸とならなければなりません。そして、ハガキ要請行動、国会議員に対する要請など、全力で取り組むことが大切です。

社保対部長 森本 雅純