機関紙「阪神土建」

ここではその中からいくつかの記事を抜粋して掲載していきます。阪神土建労働組合のことをもっと知りたい!という方必見です。

2015年05月07日更新

阪神土建 第63回 定期大会

運動を前進させ さらに飛躍の一年に

 4月12日、西宮市立勤労会館において、第63回定期大会を開催しました。
 大会には役員、代議員など109人が参加。建設国保を守る取り組みなど諸活動を総括し、諸要求実現に向けた27年度運動方針を確認しました。

 開会のあいさつで池口副委員長は「組合と大手住宅産業、国家が一体となって建設産業全体を盛り上げていくことが、人材の育成につながる」と述べました。
 足立執行委員長は「建設従事者の現状や組合員の減少に歯止めがかかっている今、福利厚生事業の促進を通して拡大を目指していく」と訴えました。
 全建総連の田久悟労働対策部長による情勢報告をまじえた激励のあいさつでは、「リフォーム事業所団体で仲間の仕事確保の支援をしていくことや標準見積書を使った請求をしていき、法定福利費を確保していこう」と話されました。
 議事に入り、各専門部長が経過報告と運動方針案をそれぞれ提案しました。
 代議員から「平和と民主の問題で沖縄県建設ユニオンや沖縄県民に対して何らかの形で支援ができないか」などの発言がありました。
 表彰では、年間最高拡大者や組織拡大活動で目標達成した三田支部に表彰状が授与されました。
 新執行委員の紹介のあと、旧役員を代表して池口副執行委員長、新執行部を代表して足立委員長があいさつをしました。
 最後に参加者全員でガンバロウ三唱をおこない大会が終了しました。


来  賓
田久 悟全国建設労働組合総連合・労対部長
岡本 勝兵庫県建設労働組合連合会・事務局長
白田宏記神奈川県建設労働組合連合会・会長
氏家正一神奈川県建設労働組合連合会・書記長
山田賢司衆議院議員(自民党)
中野洋昌衆議院議員(公明党)
上田寿一西宮労働者福祉協議会・会長
島村昭好伊藤育興産株式会社・部長
山口勝弘西日本自動車共済協同組合・部長
児玉真一西日本自動車共済協同組合
大会諸役員
議長森本雅純、羽渕 聡、藪田昌夫
書記足立一郎、田中達夫、尾上信清
運営委員長尾野仁彦
資格審査委員長代理東 淳二
選挙管理委員長大武専二
役員選考委員長島垣 登
運営・資格審査委員川原雄二、三好誠太、篠木奉和
選挙管理委員奥村勝治、坂手啓志、堀口吉志、下垣友幸、森田文雄、田中 治
役員選考委員別府弘美、下山 進、木本幸弘、安楽和久、寺村純一、乗本雅史
平成27年度新役員
執行委員長足立  司(西宮)
副執行委員長永尾  博(三田)
書記長中野 克哉(尼崎)
書記次長石毛 伸一(西宮)
財政部長竹島  肇(伊丹)
執行委員別府 弘美(尼崎)  大谷 正明(尼崎)  川原 雄二(尼崎)
淺木 英生(尼崎)  瀬戸 隆一(尼崎)  森本 雅純(尼崎)
藤田 衛次(尼崎)  本 雄二(尼崎)  島垣  登(西宮)
廣瀬 智身(西宮)  今川 修二(西宮)  宅和 佳人(西宮)
瀬戸 和重(西宮)  石田 博英(西宮)  足立 一郎(西宮)
下山  進(伊丹)  大武 専二(伊丹)  三好 誠太(伊丹)
浅田 修二(伊丹)  葛木 正美(伊丹)  佐々木正美(伊丹)
木本 幸弘(阪神)  田中 達夫(阪神)  木村 貞憲(阪神)
松本 秀明(阪神)  安楽 和久(川西)  福亀 正一(川西)
尾上 信清(川西)  下垣 友幸(川西)  寺村 純一(三田)
森田 文雄(三田)  藪田 昌夫(三田)
青年部長
(執行委員待遇)
尾野 仁彦(西宮)
常任書記
(執行委員待遇)
乗本 雅史(尼崎)  田中  治(西宮)
篠木 奉和(阪神)
  • いのちと暮らしを守る運動を推進するため仲間が集う
  • 大会表彰を受ける阪神支部の佐野さん(右)

27年度 各支部 青年部 主婦の会 新体制がスタート

尼崎支部 別府支部長

 設計労務単価も3年連続で大幅に引き上げられましたが、末端で働く建設労働者の賃金や単価にはまだまだ反映されていません。打開するには仲間で声を上げる必要があります。尼崎市では昨年から住宅エコリフォーム助成制度が創設され、継続するよう市には要請します。
 組織に関しては脱退も下げ止まった状態にあります。これをチャンスととらえ、支部3000人を目指し、皆さんの顔が見える宣伝活動を展開するため、支部役員、書記局が一体となり、組織増勢に奮闘します。


伊丹支部 下山支部長

 組合員の皆様には、日頃より組合活動にご理解いただき厚くお礼申し上げます。
 無事に一年間の行事を終えることができたのは、支部組合員の皆様のご協力のお陰であり、役員一同、心より感謝申し上げます。
 今年度も組合員皆さんの協力を頂きながら一人でも多くの仲間の拡大に向け、役員一同総力を上げて取り組みます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


西宮支部 島垣支部長

 組合員の皆さまには大変ご尽力を賜りありがとうございます。西宮支部は来年60周年の節目を迎えますが、今年度、実行委員会を立ち上げ検討します。
 若い職人の減少、技能労働者不足、後継者育成問題は、組合においても加入の減少につながります。青年部と連携した取り組みの必要性を感じています。
 節目の年に支部2000人突破を迎えたく思いますが、皆様方のご協力をお願いいたします。ともにがんばりましょう。


三田支部 寺村支部長

 昨年の私は暗中模索のなか、アッという間に1年が過ぎました。2年目になり、私自身落ち着いて、昨年経験したことを踏まえて、役員、主婦の会、組合員、そして書記局とも仲間全員で意見を出しあいながらより良い1年となるようがんばります。
 3月末の三田支部の組合員数は388人です。三田支部が存続するよう一人ひとりが未加入者に声をかけていき、毎年少しでもこの数字が上積みされるよう皆でがんばりましょう。


川西支部 安楽支部長

 設計労務単価が3年連続で引き上がったにも関わらず私たちの賃金は改善されず厳しい状況にあります。
 建設労働組合として今が賃上げのチャンスだと考え、現場から「明確に声を大にして伝えていくことが必要」だと思います。
 長年続いた脱退数もようやく下げ止まり傾向にありますが、諸要求実現には多くの人の力が必要です。川西支部では今年度も「一人一名声掛け運動」を基本に全員参加の活動を目指します。


阪神支部 木本支部長

 この1年間の行事日程を無事に終え、27年度定期大会を迎えることができたのも皆さまのご協力のお陰であると、役員一同感謝しております。
 3年連続で設計労務単価が引き上がりましたが、我々の賃金単価には反映されず厳しい状況です。宝塚市では住宅リフォーム助成制度が創設され、小規模登録制度も含め、仕事確保につながればと思います。
 今年度も諸要求実現に向け、皆さまとともに役員一同がんばりますので、昨年同様ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


青年部 尾野青年部部長

 今年度、新青年部長になりました西宮支部の尾野と申します。よろしくお願いします。
 今年は、青年部結成50周年という節目です。今日の青年部があるのも諸先輩方のお陰です。未来の青年部を担っていく後輩の青年部員のためにも、この素晴らしい青年部を良い形で残せるようこれからも頑張りたいと思います。
 なお、青年部結成50周年にあたり、今年は皆さんが楽しんで頂ける企画を盛り沢山用意していますので、皆さんのご参加、心よりお待ちしています。皆で一緒に楽しみましょう!


主婦の会 田中会長

 日頃は主婦の会の活動にご協力いただきありがとうございます。
 今年度も縁の下の力持ちとなって、組合活動をお手伝いしながら、各支部主婦の会の交流、また組合員の奥様方や女性組合員との絆を深め合えるような活動を続けます。さらに親子で参加ができるようなイベントをどんどん増やしていこうと考えていますので、みなさんのご参加をお待ちしております。
 これからも主婦の会をどうぞよろしくお願いいたします。

チャートで診断! あなたはどの労災保険?

 阪神土建では、労働保険事務組合を設置しているので、中小事業主や一人親方の人が加入できる特別加入制度の対応が可能です。
 社保未加入対策による事業所の対応として、限定した職人・労働者以外を外注化し、実態は変わらないが、税金や保険などを自己責任にする「一人親方」化が進んでいます。
 このような状況下、阪神土建でも一人親方労災の加入者が増加傾向にあります。建設業は業務災害が多い職場です。自分が「どの労災保険になるのか?」を把握し、もしものために備えましょう。

※下図は一例です。詳細は組合までお問い合わせください。

※「家族従事者」について、特に「同居の家族従事者」は原則として労働基準法の「労働者」にはあたりません。ただし、状況によっては例外的に「労働者」としてみなされることがあります。
 ①同居親族のほかに一般労働者がいる 
 ②就労の実態が他の一般労働者と同様であり、賃金もこれに応じて支払われる 
 ③労働時間の管理方法や給与の決定、計算方法が明確に定められており、他の労働者と同様に管理されている 
 ④事業主の指揮命令に従っていることが明らかなこと、
などです。

関西建設アスベスト大阪訴訟

家族の夢を奪ったアスベスト 強く生きる遺族の姿に感動
税対部

 3月20日、大阪地方裁判所で行われた関西アスベスト大阪訴訟第20回弁論期日に参加しました。本部の副執行委員長として、長い間参加しましたが、今回が最後の傍聴となりました。
 古くはアスベストが重宝されていたこともありましたが、アスベスト含有製品を扱う多くの建築従事者の被害が問題になり、「静かなる時限爆弾」と呼ばれるようになりました。
 ヨーロッパ諸国では1980年代にアスベストが使用禁止とされましたが、日本では2006年に全面禁止措置がとられました。このような対策の遅れがアスベスト被害者増大の要因であるのは間違いないです。
 アスベストは多くの家族の夢を奪いました。今回の裁判で私の隣で傍聴していた水島イク子さんは、アスベスト被害で亡くなられたご主人の写真を抱えて参加されていました。そしてその隣に座っていた方は、アスベスト患者と家族の会会長の古川和子さんで、彼女もアスベスト被害でご主人を亡くし、様々な人生を歩みながらも強く生きていく姿に感動しました。
 5月には結審を迎える予定です。今後のアスベスト被害者対策を考えた時、今こそ建設産業の強固な決意による団結が必要であると考えます。

伊丹支部 池口雅夫