機関紙「阪神土建」

ここではその中からいくつかの記事を抜粋して掲載していきます。阪神土建労働組合のことをもっと知りたい!という方必見です。

2016年12月02日更新

川西と三田で住宅デー開催

職人の技術技能を地域にアピール

 暑さがまだまだ残る10月に、川西支部と三田支部はそれぞれの地域で住宅デーに取り組みました。
 10月15日の三田支部は三田市の三輪小学校で行なわれた「三輪っ子まつり」にブース出展。子ども木工教室に取り組み、ミニイス作りに大勢の子どもたちが参加してくれました。
 10月23日には、川西支部が、地域の文化祭として行なわれた川西北小学校で取り組みました。木工教室や輪投げなどのゲームに取り組み、目玉はグラウンドで行なった木造軸組工法による建築風景。子どもたちに柱や梁を組み上げていく工程を見てもらい、最後は昔ながらのお菓子撒きも行なって、子どもたちはとても喜んでいました。


川西支部
  • カンナ削りを実践
  • お菓子を投げいれてみんなでお祝い
  • 柱や梁を組み上げる役員の皆さん

三田支部
  • イス作りに挑戦する子どもをサポート
  • 女の子もたくさん参加してくれました

拡大宣伝行動

配布の工夫を凝らし準備したチラシ700枚完了
青年部

 10月30日の日曜日に、青年部は今年度2回目の拡大宣伝行動を伊丹市にあるスーパービバホーム伊丹店で行ないました。
なお、今回の活動には担当役員の下山組織部長をはじめ、足立執行委員長、竹島財政部長もお手伝い下さりました。
 拡大宣伝行動の内容は、阪神土建労働組合のチラシの配布です。前回は平日の夜に行なったのですが、思ったよりも来店者が少なく、休日にする方が良いという意見が多かったので、今回は日曜日の午前中に行ないました。さらにチラシやパンフレットだけでは、なかなか受け取ってもらえないので、ティッシュの中にチラシを折り込んで配ることにしました。
 チラシ配りというと渡してもなかなか受け取ってもらえず、しんどいイメージがあります。実際、私も初めは、慣れないこともあって上手く渡すことができませんでした。
 しかし前回とは違って、今回は日曜の午前中ということで来店者も多くおられ、さらにティッシュにチラシを折り込んでいたので、ほとんどの人が受け取ってくださいました。なかには、チラシを渡すとすでに組合に入っておられる組合員の方も見かけました。
 そして、最終的に用意した700枚のチラシ全てを配り終えることができました。
 参加した青年部員の皆さん、日曜日にもかかわらず来て下さった役員の皆さま、本当にお疲れさまでした。
 こうした地道な行動が組合の拡大、運動の前進に繋がっていくのだと、今回の拡大行動を通じて実感しました。

書記局 井奥悠介

  • 阪神土建をアピールする青年部員

賃金学習会

顧問弁護士を講師に迎え 未然防止で不払いなくす

 10月21日、組合顧問弁護士の鴇田香織弁護士を迎え、賃金対策部による学習会を開催しました。題目は、「不払いに合わないための対策」。
 事例としてあげてくれたのが、介護保険利用の手すり工事として工事を請けた後、次々と追加工事を依頼され、支払の時期になると工事にクレームをつけて支払いをしない顧客の話。
 この時の対応は、不動産への仮差し押さえを実行した後、調停申立を行ない、調停が成立して約6ヶ月で回収できました。鴇田弁護士の見解として、一見の顧客であったが、契約状況の異常さから資金繰りに用心すべきであったと述べました。
 不払いを防ぐためには、未然防止が大原則と言う鴇田弁護士。特に初めての取引相手の場合は要注意で、着工前には契約書面を取り交わす。また変更に対しては、複写式メモ用紙を利用し、変更点を簡単でも記載するか見積書を交付してサインをもらっておく。
 そして、被害を最小限に防ぐためには、極力代金の一部を前払いしてもらい、決済を受けるまで引き渡さないことが最善であると話しました。
 一生懸命働いたのに代金を支払ってもらえない事例があとを絶ちません。不幸にして不払いにあったときは、まず組合に相談して下さい。

賃対部長 島垣 登

  • 鴇田弁護士の説明を聞く参加者

全建総連定期大会

魅力あふれる建設産業へ 若年技能者の育成強化を

 全建総連第57回定期大会が福岡サンパレスホテル&ホールにおいて、10月12日~14日にかけて「組織増勢を力に賃金・単価・労働条件を改善し、魅力あふれる建設産業の実現、平和を守ろう」をメインスローガンに、全国から1千631人の参加のもと開催されました。
 新年度に向けた方針では、社保未加入対策を進め、標準見積書の活用による請求・要求で法定福利費の確保、公契約条例制定の前進、建設キャリアアップシステムへの積極的な関与、建設国保の育成強化と現行水準の確保、全リ協の全国化と事業強化による職域確保、建設業への入職促進と若年技能者の育成を進めようとありました。
 建設アスベスト訴訟については、裁判に勝利し、国と企業責任による石綿被害者補償基金の創設を図るとありました。
 3日間にわたる熱心な議論により確立した新年度の運動方針を採択し、大会が無事に終了しました。

財政部長 竹島 肇

  • 全国から1,631人が参加

西宮市・芦屋市交渉

実態を知ってもらうため市交渉の必要性を再認識

 西宮支部は、10月25日午後2時より芦屋市、午後6時から西宮市と自治体交渉を行ないました。
 要望書は6月に両市に提出し、すでに回答も頂いていましたが、その内容は昨年の回答のコピーを見ているようでした。
 芦屋市では「公契約条例」は国の施策であり条例ではないと言い、「住宅リフォーム助成制度」については、国・県の補助を活用した制度があるので、芦屋市としては考えていないと答えました。制度創設については、組合側の要望に一定理解を示すも「今ではない」とのことでした。
 西宮市でも「公契約条例の制定」は、国の法整備等を最優先すべきであると話し、「住宅リフォーム助成制度」の通年化については検討します、とのことでした。
 両市との直接交渉は文書での回答と違い、「衣・食・住」の「住」を担う建築労働者の大切さを互いに認識し、若年労働者を育成するためには、適正な賃金があっての安定した生活など、今後の課題も話し合い、膝を突き合わせて行なう自治体交渉の必要性を再認識しました。
 一歩、一歩前進をしています。

西宮支部 宅和佳人

  • あいさつする島垣西宮支部長

三田市交渉

技能功労者の表彰制度 市長も創設に興味示す

 10月17日、市役所にて自治体交渉を行ないました。
 組合5人、三田市8人、市議会議員3人の参加で行ないました。当初の予定では、市長も参加予定でしたが急な公務のため、不参加でした。
 今回の要望事項は、住宅リフォーム助成制度・公契約条例制定・技能功労者表彰制度の創設の3点で交渉に臨みました。
 終始和やかな雰囲気で行なわれ、住宅リフォーム助成制度については、既存の耐震や介護の助成制度の運用見直しで進めるとの返答…。
 公契約条例については、他市の動向や調査・研究をしていくとの返答…。
 技能功労者表彰については、市長も興味があり、検討したいとのことで、他市での表彰式の様子や、表彰者の推薦方法など、突っ込んだ質問を逆に市担当課長よりされ、手応えを感じながら議論しました。
 三田市側からも近々もう少し形になったら運用について具体的に相談したいとのこと、市長も一度表彰制度の件で時間を取り面談しても良いと言われているとのことですので、これからも強く要望し続けたいと思います。

三田支部 藪田昌夫

  • 要望書を渡す寺村三田支部長(右)