2023/12/01 住技対部 女性技能者の集いを開催
現場で増えつつある女性就業者 課題は女性も働きやすい環境整備
10月29日(日)に住宅技術対策部は、女性技能者5名を招き、ホテルヴィスキオ尼崎で「女性技能者の集い」を開催しました。新型コロナウイルスの影響もあったので、前回開催したのが2019年の9月ということで約4年ぶりとなりました。
はじめに、大武副執行委員長のあいさつがなされ、そこから飲食を交えつつ、参加者の方の自己紹介およびグループトークを行ないました。
女性が現場で働くうえで困っていることは、やはりトイレに関することが多く、最近では綺麗なものも増えてきているが、汚いところも依然として多いため、入りにくさがあるとのことでした。
他には女性というだけで軽く見られ、仕事ができないという固定観念を持たれることが多く、今日に至るまですごく苦労したとの声がありました。また使用する道具では、基本的に男性用に合わせてあるため、使いづらい場面が多々あり、特にフルハーネスは、女性が着用するとサイズが合わずブカブカで、安全帯の体をなしていないとも話してくれました。
一方、施主の方との会話のときは、女性なので圧迫感がないためか、安心して話してくれることが多いとの声もありました。
昨今では、女性の社会進出がうたわれ、課題は多いものの、女性が働く環境も少しずつ改善されていますが、建設業は女性技能者の絶対数が非常に少なく、まだまだ女性が建設業の現場で働く環境が整備されていません。
今後も女性技能者の方々の意見等を聞かせてもらう場を組合が設け、女性にも魅力がある働きやすい現場環境を整えていくことが、建設業の未来のためにも必要であると感じました。
はじめに、大武副執行委員長のあいさつがなされ、そこから飲食を交えつつ、参加者の方の自己紹介およびグループトークを行ないました。
女性が現場で働くうえで困っていることは、やはりトイレに関することが多く、最近では綺麗なものも増えてきているが、汚いところも依然として多いため、入りにくさがあるとのことでした。
他には女性というだけで軽く見られ、仕事ができないという固定観念を持たれることが多く、今日に至るまですごく苦労したとの声がありました。また使用する道具では、基本的に男性用に合わせてあるため、使いづらい場面が多々あり、特にフルハーネスは、女性が着用するとサイズが合わずブカブカで、安全帯の体をなしていないとも話してくれました。
一方、施主の方との会話のときは、女性なので圧迫感がないためか、安心して話してくれることが多いとの声もありました。
昨今では、女性の社会進出がうたわれ、課題は多いものの、女性が働く環境も少しずつ改善されていますが、建設業は女性技能者の絶対数が非常に少なく、まだまだ女性が建設業の現場で働く環境が整備されていません。
今後も女性技能者の方々の意見等を聞かせてもらう場を組合が設け、女性にも魅力がある働きやすい現場環境を整えていくことが、建設業の未来のためにも必要であると感じました。