あけましておめでとうございます。旧年中は組合活動にご協力いただき、ありがとうございました。
　健康保険証に関して、国はマイナンバーカードと保険証の一体化を打ち出していますが、制度が始まったばかりの段階では、誤登録が多数判明し、その精査の遅れから現在の保険証の有効期限がいつになるか、マイナンバーカードを持っていない人の対応、マイナ保険証で認証できない医療機関での受診対応など、問題山積で厚生労働省から具体的な発表がありません。
　また、マイナポータルというスマートフォンアプリで住所変更をすれば健康保険の手続きも完了すると書かれているのですが、それはあくまでも自治体国保だけであって、建設国保に関しては、これまで通りに組合窓口での手続きが必要です。
　このような大事なことはコロナ禍以前であれば毎年11月に開催していた「保険証交換学習会」で説明していましたが、今後同じように開催するかは流動的です。ただし、不明な点が多い「マイナ保険証」については詳細が判明した段階で、各支部単位による説明会を行なう予定です。
　昨年10月にインボイス制度が始まり、多くの組合員から相談を受けました。課税事業者に登録したものの消費税分の上乗せはないなどの事態も発生しています。取引形態により様々なパターンがありますので、いつでも組合へご相談ください。
　建設業界の変革が年々加速する中、今後とも組合運動にご理解とご協力をお願いいたします。