あけましておめでとうございます。旧年中は組合活動にご協力いただき、ありがとうございました。
　２０２０年は新型コロナウイルス対応に明け暮れた一年となり、年の前半には資材不足や現場の閉鎖等で仕事の面でも多大な影響をもたらしました。最近ではワクチン開発や治療法の研究など明るい情報もありますが、組合員の皆様には日々の仕事や生活の中で感染予防を心掛けていただきますよう心からお願い申し上げます。
　さて、組合活動の基本は顔を合わせての会議の中で、様々な課題を審議した結果に沿って運動を進めます。その基本中の基本である会議が三密を避けるために開催できなくなりました。
　誰もが体験したことのない先行きが不透明な状況でしたが、必要最小限のメンバーで会議を開き、本部・支部の運営をしてまいりました。その結果として本部定期大会を書面決議による開催とし、一番多くの人が集まる保険証交換学習会を郵送扱いにするなど、前例に捉われず組合員の感染防止を最優先事項と考えて取り組みました。
　このような大変な一年でしたが皆様のご協力により組織数は増え、阪神土建の組合員も原告として闘っている建設アスベスト訴訟も最高裁判決を迎える段階に到達しました。
　コロナ禍ではありますが、今後とも組合運動にご理解とご協力をお願いします。